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この記事は、「四谷税務署管轄で開業届を出したい人」向けです。
四谷税務署管轄は以下にお住まい(納税地)の人になります。ご確認ください。
よみ | 管轄地域 |
---|---|
あ | 愛住町、赤城下町、赤城元町、揚場町、荒木町、市谷加賀町1・2丁目、市谷甲良町、市谷砂土原町1~3丁目、市谷左内町、市谷台町、市谷鷹匠町、市谷田町1~3丁目、市谷長延寺町、市谷仲之町、市谷八幡町、市谷船河原町、市谷本村町、市谷薬王寺町、市谷柳町、市谷山伏町、岩戸町、榎町 |
か | 改代町、神楽河岸、神楽坂1~6丁目、霞ヶ丘町、片町、歌舞伎町1丁目(新宿署管内を除く。)、河田町、喜久井町、北町、北山伏町 |
さ | 細工町、左門町、信濃町、下宮比町、白銀町、新小川町、新宿1・2丁目、新宿3丁目(新宿署管内を除く。)、新宿4丁目、新宿5丁目(新宿署管内を除く。)、水道町、須賀町、住吉町 |
た | 大京町、箪笥町、築地町、津久戸町、筑土八幡町、天神町、富久町、戸山1~3丁目(新宿署管内を除く。) |
な | 内藤町、中里町、中町、納戸町、西五軒町、二十騎町、西早稲田2丁目(新宿署管内を除く。) |
は | 馬場下町、払方町、原町1~3丁目、東榎町、東五軒町、袋町、舟町、弁天町 |
ま | 南榎町、南町、南元町、南山伏町 |
や | 山吹町、矢来町、横寺町、余丁町(新宿署管内を除く。)、四谷1~4丁目、四谷坂町、四谷三栄町、四谷本塩町 |
わ | 若葉1~3丁目、若松町、若宮町、早稲田町、早稲田鶴巻町、早稲田南町 |
≫新宿区のうち新宿地区の人はこちら
新宿税務署管轄(新宿区のうち新宿地区)の開業届の出し方!〘個人事業主版〙
開業届を提出することは難しくありません。
ただ、「初めて」ですと何から始めたらいいのかわからなくなってしまいますよね。
個人事業主であるワシがわかりやすく解説するよ!
開業時にやることは以下の3ステップ。
- 開業書類の準備
- 本人確認書類の準備
- 税務署に提出
この流れで解説していきます。
開業書類の準備
開業時には、開業書類が必要です。
必要な書類は、
- あなた1人で開業するのか?
- 従業員または専従者を雇うのか?
- 確定申告の方法は?
などの状況によって変わります。
下記の5つの書類から、必要なモノを税務署に提出します。
- 開業届
- 誰でも、開業するときに必要。
- 青色申告承認申請書
- 確定申告を青色申告にしたい人は必要。青色申告にすると節税効果が大きい。
- 青色事業専従者給与に関する届出
- 青色申告にしている人が「家族への給与を青色事業専従者給与にしたい」ときに必要。給与の全額が経費になるので節税効果が大きい。
- 給与支払事務所等の届出書
- 給与を支払うときに必要。法人化の場合は従業員がいなくても必要。
- 源泉所得税納期の特例の承認に関する申請書
- 源泉所得税の納付回数を減らしたい(年12回から年2回)人は必要。納付回数が減らせるメリットがあるが、まとめて納付するので納付額が大きくなるというデメリットもある。
≫開業時に必要な書類とそのメリット・デメリットなどを詳しく知りたい人はこちら
必要な書類(チェック表)
以下の表から自分に必要な書類をチェックしましょう。
※◎は必要、〇は提出したほうが良い書類です。
開業時の状況 | 開業届 | 青色申告承認申請書 | 青色事業専従者給与に関する届出 | 給与支払事務所等の届出書 | 源泉所得税納期の特例の承認に関する申請書 |
---|---|---|---|---|---|
あなた(1人)のみ | 必要 | 要 | |||
あなた+専従者(家族の従業員) | 必要 | 要 | 要 | 必要 | 要 |
あなた+従業員(家族以外) | 必要 | 要 | 必要 | 要 | |
あなた+専従者+従業員 | 必要 | 要 | 要 | 必要 | 要 |
各書類の入手・ダウンロード
各書類は税務署にあります。
その場で記入してもOK、持ち帰っても書いてきてもOKです。
ダウンロードしてプリントアウトした書類でも大丈夫です。ダウンロードは以下の表からできます。
開業書類 | PDF(国税庁HP) | 書き方 |
---|---|---|
開業届 | ダウンロード(746KB) | 書き方の記事はこちら |
青色申告承認申請書 | ダウンロード(525KB) | 書き方の記事はこちら |
青色事業専従者給与に関する届出 | ダウンロード(776KB) | 書き方の記事はこちら |
給与支払事務所等の開設届出書 | ダウンロード(255KB) | 書き方の記事はこちら |
源泉所得税納期の特例の承認に関する申請書 | ダウンロード(104KB) | 書き方の記事はこちら |
提出時にはそれぞれ「控え」が必要です。同じ書類を2部ずつ用意しましょう。
オンラインで無料作成できる
開業書類はオンラインで無料作成できます。
おすすめはfreee開業です。
必要な項目を埋めていくだけ、誰でも簡単に使えます。
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本人確認書類の準備
開業時には、本人確認書類が必要です。
必要な書類はこの2つ。
- 個人番号確認書類(マイナンバーの確認)
- 身元確認書類(本人であることを確認)
マイナンバーカードを持っているかどうかで必要な書類が変わります。
以下の表を参考にしてください。
マイナンバーカード | 個人番号確認書類 | 身元確認書類 |
---|---|---|
持っている | マイナンバーカード | マイナンバーカード |
持っていない | ・通知カード ・住民票(個人番号の記載がある)の写し いずれか1つ | ・運転免許証 ・パスポート ・健康保険証 ・在留カード ・身体障害者手帳 など いずれか1つ |
マイナンバーカードを持っている人は、それだけあればOKです。
マイナンバーカードは、開業後の確定申告(電子申告)でも使えるし、便利だから作っておくと良いよ!
四谷税務署に提出
提出方法はこの3つ
- 直接持っていく
- 郵送する
- e-Tax(電子申請)
それぞれ解説します。
直接持っていく
四谷税務署に直接持っていくと開業書類を提出できます。
住所 | 〒160-8530 新宿区四谷三栄町7番7号 |
電話番号 | 0570-00-5901 |
開庁時間 | 月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時までです。 ※ 土曜日、日曜日、祝日及び年末年始(12月29日から1月3日)は執務を行っておりません。 |
交通機関 | JR四ッ谷駅 徒歩10分 地下鉄丸ノ内線四谷三丁目駅 徒歩5分 都営地下鉄新宿線曙橋駅 徒歩10分 地下鉄南北線四ッ谷駅 徒歩10分 |
開庁時間中は、窓口で開業書類一式(控えも)を提出します。
受付印をもらって手続き終了!開業おめでとう!
時間外でも、時間外収受箱(税務署の外に設置)があるので、そこに投函できます。
以下の書類を封筒に入れて投函しましょう。
- 開業書類一式
- 控え
- 返信用封筒(切手も貼る)
- 本人確認書類の写し
受理されると「開業」になります。(「控え」は後日郵送されてきます)
不備があれば後日連絡があるので対応しましょう。
郵送する
四谷税務署に郵送すると開業書類を提出できます。
郵送する封筒の宛先・宛名は以下のとおり。
郵送先
〒160-8530
新宿区四谷三栄町7番7号
四谷税務署 御中
封筒には以下の書類を入れます。
- 開業書類一式
- 控え
- 返信用封筒(切手も貼る)
- 本人確認書類の写し
受理されると「開業」になります。(「控え」は後日郵送されてきます)
不備があれば後日連絡があるので対応しましょう。
e-Tax(電子申請)
e-Tax(電子申請)を利用することで開業書類を提出できます。
≫e-Tax(国税電子申告・納税システム):https://www.e-tax.nta.go.jp/
※初めてe-Taxを使う場合は初期設定に時間がかかります。
今後の確定申告や申請がスムーズになるから、時間があるなら設定しておくと良いよ!
提出するのに必要なモノは以下のとおり。
- パソコン&インターネット環境
- ICカードリーダー
- マイナンバーカード
開業書類はe-Taxで作成できます。
≫e-Taxの詳しい使い方はこちら
開業届を提出したら個人事業主のはじまり
この記事では、四谷税務署管轄の開業届(他必要書類)の出し方を解説しました。
内容は以下のとおり。
開業届(他必要書類)を提出したら、いよいよ個人事業主のはじまりです。
一国一城の主、社長と呼ばれる人たちと何の遜色もありません。
やるも、やらぬも自分の責任!
「事業主」としての成長、「事業」の発展を心より願っています。