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この記事を読んでわかること
- 「給与支払事務所等の開設届出書」の内容
- 「給与支払事務所等の開設届出書」の書き方(見本あり)
- 「給与支払事務所等の開設届出書」の出し方
「給与支払事務所等の開設届出書」について解説します。
この書類は「従業員を雇う=給与を支払う」人が、税務署に提出する書類です。
少額でも提出が必要!必ず提出してね!
≫「給与支払事務所等の開設届出書」の概要を知りたい人はこちら
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「給与支払事務所等の開設届出書」の内容
- 給与支払い事務所等の届出書の内容
- ❶提出日
❷提出する税務署
❸住所または本店所在地(納税地)
❹氏名または名称(屋号)
❺個人番号(マイナンバー)
❻氏名
❼開設・移転・廃止年月日
❽給与支払いを開始する年月日
❾届出の内容および理由
❿給与支払い事務所等について
⓫従業員数
⓬その他参考事項
⓭税理士署名
5~6分もあれば書き終わるよ!
書類の準備方法
「給与支払い事務所等の届出書」を準備する方法は2つ。
- 税務署に行く
- 税務署に置いてあります。
持ち帰って書いても、その場で書いて提出してもOKです。 - ダウンロードする
- 国税庁HPからダウンロードできます。
こちらからどうぞ「給与支払事務所等の開設届出書(国税庁HP / PDF)」
このデータはパソコン上で入力可能です。
※書類は「提出用」と「控え」の2部必要です。
2部とも記入するから忘れないようにね!
(手書きの場合)読めないとNG
手書きの場合、読める字で書いてください。
自分にしか読めない文字じゃダメ。
「給与支払い事務所等の届出書」の書き方
書き方を説明します。
実際に記入しながら進めていくのがおすすめです。
1.提出日
書類を提出する日を記入します。
提出期限は給与を支払うようになってから1ヶ月以内です。
2.提出する税務署
管轄の税務署名を記入します。(管轄の税務署がわからない方はこちら)
3.住所または本店所在地(納税地)
納税地にしている住所と連絡先を記入します。
※基本は住民票記載の住所。納税地を事務所や仮住まいのホテルなどにしている場合はそちらの住所を記入します。
4.氏名または名称(屋号)
屋号を記入します。無ければ本名を記入すればOK。
5.個人番号(マイナンバー)
個人事業主は12桁のマイナンバーを記入します。
法人は13桁の法人番号を記入します。
6.氏名
本名を記入します。
7.開設・移転・廃止年月日
「開設」に〇を付け、開業日を記入します。
開業日がわからなければ、後述する「給与支払を開始する年月日」と同じ日でOK。
8.給与支払いを開始する年月日
「初めて給与を支払う日」を記入します。支払う予定の日でもOK。
9.届出の内容および理由
「開業又は法人の設立」にチェックを入れます。その他は空欄でOK。
10.給与支払い事務所等について
空欄でOK。
11.従業員数
従業員の数を記入します。
個人事業主は自分を含めません。法人は自分を含めます。
12.その他参考事項
空欄でOK。
13.税理士署名
税理士が作成したときは署名をもらいます。自分で作ったときは空欄でOK。
これでおしまい!
「給与支払い事務所等の届出書」の出し方
提出方法はこの3つ
- 税務署に持っていく
- 税務署に郵送する
- e-Tax(電子申請)
税務署に直接持っていく
管轄の税務署に持っていき、窓口で提出します。
時間外でも、時間外収受箱(税務署の外に設置)があるので、そこに投函できます。
以下の書類を封筒に入れて投函しましょう。
- 給与支払い事務所等の届出書
- 控え
- 返信用封筒(切手も貼る)
不備があれば後日連絡があるので対応しましょう。
税務署に郵送する
管轄の税務署に郵送で提出できます。
封筒には以下の書類を入れます。
- 給与支払い事務所等の届出書
- 控え
- 返信用封筒(切手も貼る)
不備があれば後日連絡があるので対応しましょう。
e-Tax(電子申請)
e-Tax(電子申請)で提出できます。
≫e-Tax(国税電子申告・納税システム):https://www.e-tax.nta.go.jp/
※初めてe-Taxを使う場合は初期設定に時間がかかります。
今後の確定申告や申請がスムーズになるから、時間があるなら設定しておくと良いよ!
提出するのに必要なモノは以下のとおり。
- パソコン&インターネット環境
- ICカードリーダー
- マイナンバーカード
開業書類はe-Taxで作成できます。
≫e-Taxの詳しい使い方はこちら
従業員(専従者)を雇って給与を少額でも支払うことになったら必ず提出しよう
「給与支払い事務所等の届出書」は給与を支払うことになったら提出必須です。
忘れないようにしましょう。
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