【見本あり】自宅でかんたん!初めての開業届の書き方

PR

【見本あり】自宅でかんたん!初めての開業届の書き方

こんにちは。開業アドバイザーのカバ山です。

今回の内容はこちら

この記事を読んでわかること

開業届の内容

開業届を自宅で書く方法

初めての開業届の書き方(見本あり)

「開業届」とは、その名の通り「開業します!」と宣言する書類です。

提出は義務です。(「出さなくてもいい」「出しても罰則はない」といわれ、それは事実ですが、「いちおう」義務です)

ただし、「最大65万円控除」という個人事業主の最強節税対策ができる「青色申告

この「青色申告」ができるようにするために、「開業届」が必要になります。

個人事業主にとって、「青色申告」の恩恵は受けておきたいところなので、「開業届」は提出するべきでしょう。

カバ山親方
カバ山親方

「節税」は、はじめのうちから意識したほうがいいよ

『でも役所に提出する書類ってむずかしそうだし、書き方がわからないよ』というあなた。

わかります!

公的文書の、あのお堅い文言たち…読む気がなくなっちゃいますよね(もっとわかりやすくならないんだろうか)

ですが、ご安心ください。

この記事は、初めて開業届を出す人でも、記事通りに進めていけば「開業届が書ける」ようになっています。

パソコン等での作業がメインとなるので、この記事はスマホで見ることをおすすめします。

開業届の作成から提出まで「かんたん」にできる無料サービスはこちら

開業届の内容

開業届サンプル
開業届サンプル
開業届の内容
提出する税務署
提出日
納税地
氏名/生年月日
個人番号
職業
屋号
届出の区分
所得の種類
開業日
事業所等を新増設、移転、廃止した場合
開業・廃業に伴う届出書の提出の有無
事業の概要
給与等の支払いの状況
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書の提出の有無
給与支払を開始する年月日
関与税理士
カバ山親方
カバ山親方

多そうに見えるけど、ひとつひとつはかんたんな内容。10分もあれば終わるよ

自宅で開業届を書く方法2選

自宅で開業届を書く方法

まずは国税庁のホームページにある「開業届」をダウンロードします。(こちらからダウンロード→「個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用)(PDF/746KB)」)

※リンク上では直接入力できないことが多いのでダウンロードすることをおすすめします。

次に書き方です。

2通りあるのでどちらかを選びます。(やりやすい方で大丈夫です。)

  1. 印刷して手書き
  2. PDFに直接入力

印刷して手書きする場合

ダウンロードした「開業届」を開いて「印刷」します。

この後で解説する「開業届の書き方」を参考に必要事項を記入しましょう。

注意点は「読めること

字が汚くて読めないのであれば次の「PDFに直接入力」することをおすすめします。

カバ山親方
カバ山親方

下手でも大丈夫、読めればOK。

PDFに直接入力

ダウンロードした「開業届」のファイルを右クリック。

プログラムから開く」からPDFを閲覧・入力できるアプリを選択。(お持ちでなければ Adobe Acrobat Reader DCの無料版がおすすめ。リンクからダウンロード→インストールしてご利用ください)

Adobe Acrobat Reader DCの画面(2022)
Adobe Acrobat Reader DCの画面(2022)

上のように表示されますので各項目に直接入力してください。

この記事をスマホで見ながら行うとかんたんにできます。

初めての開業届の書き方(見本あり)

順を追って解説します。

実際に記入しながら進めていきましょう。

1.提出する税務署

➡管轄の税務署名を記入しましょう。(管轄の税務署がわからない方はここをクリック

2.提出日

➡提出する日を記入しましょう。提出期限は開業から1か月以内です、お気をつけください。

現在の和暦・西暦はこちら→「和暦西暦早見表

3.納税地

➡納税地を選択、住所と連絡先を記入しましょう。

[住所地]は自宅(住民票記載の住所)、[居所地]は長期にわたり住んでいるけど住民票記載の住所とは別の場所、[事務所等]は事務所やお店など

4.氏名/生年月日

➡氏名・フリガナ・生年月日を記入しましょう。押印を忘れずに(個人印でも屋号印でも可)

5.個人番号

➡マイナンバーカードまたは通知カードに記載されている個人番号(マイナンバー)を記入しましょう。

6.職業

➡書き方に決まりはありませんが、業種によって個人事業税の税率が異なるので注意が必要です(参照:東京都主税局「個人事業税」

記入例:「料理人」「コンサルタント」「プログラマー」「漫画家」など

7.屋号

➡「ビジネス上の名前」を記入してください。決まっていない場合は未記入でも大丈夫です。

記入例:「〇〇屋」「▢▢堂」「△△ラボ」など

8.届出の区分

➡「開業」にチェックを入れましょう。

9.所得の種類

➡「事業所得」にチェックを入れましょう。不動産投資などは「不動産所得」、山林の伐採・譲渡などは「山林所得」です。

10.開業日

➡「開業した日」を記入してください。特に決まっていなければ提出日で大丈夫です。

11.事業所等を新増設、移転、廃止した場合

➡初めての場合は記入の必要はありません。

12.開業・廃業に伴う届出書の提出の有無

➡開業届と一緒に「青色申告承認申請書」や「課税事業者選択届出書」を提出するときチェックを入れましょう。

13.事業の概要

➡事業の内容を記入しましょう。書き方に決まりはありません。

記入例:「ラーメン屋の経営」「企業・個人向けのwebライティング」「少年向けの漫画を執筆」など

14.給与等の支払いの状況

従業員を雇う場合は記入しましょう。

青色専従者(家族)は「専従者」、その他の従業員は「使用人」。「給与の定め方」は日給〇〇円、時給〇〇円など。「税額の有無」は8万8,000円以下であれば「」、それより上は「」にチェックを入れましょう。

15.源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書の提出の有無

➡「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」(源泉所得税の納付を年12回→年2回にできる申請書)を一緒に提出する場合はチェックを入れましょう。

16.給与支払を開始する年月日

➡従業員に給与を「支払い始める日」を記入してください。

17.関与税理士

➡顧問税理士がいる場合は名前と電話番号を記入しましょう。

カバ山親方
カバ山親方

おつかれさま!以上で開業届の書き方はおしまい。

提出方法

2つあります。

カバ山親方
カバ山親方

e-Taxで申請すれば「書類のダウンロード~申請」まで家から一歩も出ずに行えるよ

開業届の作成から提出まで「かんたん」にできる無料サービスはこちら

まとめ

この記事では、初めて開業届を書く人のためのガイドを行いました。

あらためて内容はこちらになります。

この記事の内容
開業届の内容
開業届を自宅で書く方法
はじめての開業届の書き方(見本あり)

冒頭で述べましたが、こういった申請書などはお堅いイメージが先行してしまってとっつきにくいですよね。

もっとポップに作ってくれたらいいのに…。

ひとつひとつの項目はむずかしいことではありませんからね、取り掛かってしまえば「なんだ、こんなもんか」と思う内容です。

カバ山親方
カバ山親方

これで初めての開業届はバッチリ。

「開業届」の他にも「開業時に必要な手続き」あるので、こちらからご確認ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA