PR
この記事を読んでわかること
- 「青色事業専従者給与に関する届出」の内容
- 「青色事業専従者給与に関する届出」の書き方(見本あり)
- 「青色事業専従者給与に関する届出」の出し方
「青色事業専従者給与に関する届出」の内容・書き方について解説します。
この書類は「専従者給与⇒青色専従者給与にしたい」人が、税務署に提出する書類です。
青色専従者給与は全額経費!節税対策になるよ!
※給与額は労働に対して妥当な金額でないとダメ。
≫「青色事業専従者給与に関する届出」の概要を知りたい人はこちら
「青色事業専従者給与に関する届出」を開業時にまとめて作成する人は「freee開業」がおすすめです。
質問に答えながら、項目を埋めていくだけで簡単に開業書類が作れます。
完全無料、スマホからのオンライン提出も可能です。
最短5分でかんたん作成!
「青色事業専従者給与に関する届出」の内容
- 青色事業専従者給与に関する届出の内容
- ❶届出/変更届
❷提出する税務署
❸提出日
❹納税地
❺氏名/生年月日
❻職業
❼屋号
❽開始年度
❾青色事業専従者給与
❿その他参考事項
⓫変更理由
⓬使用人の給与
⓭関与税理士
給与額さえ決まってれば10分程度で書けるよ。
書類の準備方法
「源泉職税納期の特例の承認に関する申請書」を準備する方法は2つ。
- 税務署に行く
- 税務署に置いてあります。
持ち帰って書いても、その場で書いて提出してもOKです。 - ダウンロードする
- 国税庁HPからダウンロードできます。
こちらからどうぞ「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書(国税庁HP / PDF)」
このデータはパソコン上で入力可能です。
※書類は「提出用」と「控え」の2部必要です。
2部とも記入するから忘れないようにね!
(手書きの場合)読めないとNG
手書きの場合、読める字で書いてください。
自分にしか読めない文字じゃダメ。
「青色事業専従者給与に関する届出」の書き方
書き方を説明します。
実際に記入しながら進めていくのがおすすめです。
1.届出/変更届
「届出」にチェックを入れます。
2.提出する税務署
管轄の税務署名を記入します。(管轄の税務署がわからない方はここをクリック)
3.提出日
書類を提出する日を記入します。
提出期限は専従者が働き始めてから2ヶ月以内です。
4.納税地
納税地にしている住所と連絡先を記入します。
※基本は住民票記載の住所。納税地を事務所や仮住まいのホテルなどにしている場合はそちらの住所を記入します。
5.氏名/生年月日
氏名・フリガナ・生年月日を記入します。
押印を忘れずに(個人印でも屋号印でも可)
6.職業
書き方に決まりはありませんが、業種によって個人事業税の税率が異なるのでチェックしておきましょう(参照:東京都主税局「個人事業税」)
記入例:「料理人」「コンサルタント」「プログラマー」「漫画家」など
7.屋号
屋号を記入します。決まってなければ空欄でもOK。
8.開始年度
給与を支払い始める日を記入します。開業届や青色申告承認申請書などを一緒に提出する場合は「開業日」でOK。
「定めた」にチェックを入れます。
9.青色事業専従者給与
- 「専従者の氏名」…専従者の氏名を記入します。
- 「続柄」…続柄を記入します。(続柄一覧表はこちら)
- 「年齢」…専従者の年齢を記入します。
- 「経験年数」…専従者としての経験年数を記入します。初めての人は0です。
- 「仕事の内容/従事の程度」…仕事の内容・働く時間を記入します。(例:「経理事務/毎日5時間程度」「販売担当/平日6時間程度」など)
- 「資格等」…専従者に資格があれば記入します。空欄でもOK。
- 「給料(支給期)」…支給する日を記入します。(例:「毎月〇日」など)
- 「給料(月額)」…給与の最大額を記入します。(見込みでOK)ここで定めた額以上は経費になりません。逆に仕事内容に対して「妥当じゃない」大きな金額でも認められない可能性があります。
- 「賞与(支給期)」…賞与を支給する時期を記入します。
- 「賞与(金額)」…賞与額を記入します。(例:「〇ヶ月分」「〇万円」など)
- 「昇給の基準」…「使用人の昇給基準と同じ」や「毎年おおむね〇%」と記入します。
10.その他参考事項
専従者が他に働いている・学生であるなどの場合は記入します。空欄でもOK。
11.変更理由
初めて提出する場合は空欄でOK。
12.使用人の給与
空欄でOK。
13.関与税理士
税理士が作成したときは署名をもらいます。自分で作ったときは空欄でOK。
これでおしまい!
「青色事業専従者給与に関する届出」の出し方
提出方法はこの3つ
- 税務署に持っていく
- 税務署に郵送する
- e-Tax(電子申請)
税務署に直接持っていく
管轄の税務署に持っていき、窓口で提出します。
時間外でも、時間外収受箱(税務署の外に設置)があるので、そこに投函できます。
以下の書類を封筒に入れて投函しましょう。
- 青色事業専従者給与に関する届出
- 控え
- 返信用封筒(切手も貼る)
不備があれば後日連絡があるので対応しましょう。
税務署に郵送する
管轄の税務署に郵送で提出できます。
封筒には以下の書類を入れます。
- 青色事業専従者給与に関する届出
- 控え
- 返信用封筒(切手も貼る)
不備があれば後日連絡があるので対応しましょう。
e-Tax(電子申請)
e-Tax(電子申請)で提出できます。
≫e-Tax(国税電子申告・納税システム):https://www.e-tax.nta.go.jp/
※初めてe-Taxを使う場合は初期設定に時間がかかります。
今後の確定申告や申請がスムーズになるから、時間があるなら設定しておくと良いよ!
提出するのに必要なモノは以下のとおり。
- パソコン&インターネット環境
- ICカードリーダー
- マイナンバーカード
開業書類はe-Taxで作成できます。
≫e-Taxの詳しい使い方はこちら
青色申告にしていて、家族が専従者になれる場合は大きな節税対策になるので提出しよう
家族が専従者として働いてくれるなら、「青色事業専従者給与に関する届出」は提出するべきでしょう。
「給与が全額経費」になるのは、とても大きな節税対策になります。
※「青色事業専従者給与に関する届出」を提出するためには「青色申告」にする必要があります。
≫青色申告の詳しい解説はこちら
開業時に「青色事業専従者給与に関する届出」を作成するならfreee開業がおすすめ!オンライン提出も可!
「青色事業専従者給与に関する届出」を開業時にまとめて作成する人は「freee開業」がおすすめです。
質問に答えながら、項目を埋めていくだけで簡単に開業書類が作れます。
完全無料、スマホからのオンライン提出も可能です。
最短5分でかんたん作成!