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こんにちは。そしてようこそ。
確定申告や決算書が簡単にできちゃう会計ソフト、その中でも開業前に準備するにあたって
- コスパ良し→開業時の支出は押さえたい
- 初心者向け
- クラウド型→メリットが多い(後述します)
以上を基準にオススメする会計ソフトを紹介します。
いっぱいあったら普通に迷っちゃうので、この記事では本当にオススメできる3つ、に厳選しました。
それがこちら。
- マネーフォワード クラウド確定申告
- 機能が充実している。コスパも良くトータル的にバランスが良い
3プランあり、それぞれ料金・使える機能が違う - freee会計
- 質問形式で確定申告ができる。直感的に進めたい人、超初心者にオススメ
3プランあり、それぞれ料金・使える機能が違う - やよいの青色申告オンライン
- 電話サポートが欲しい人にオススメ。逆にサポートを外すと最安プランにもなる
3プランあり、それぞれ料金・使える機能が違う
これさえ選んでおけば失敗することはない3つです。
個人事業主向け会計ソフトのシェア数トップ3だよ
さらに、それぞれの会計ソフトには3つのプラン(つまり計9つ)があり、詳細は後述しますが、私がオススメするプランも合わせて紹介します。厳選された会計ソフトのさらに厳選されたプランですね。
それがこちらの3プラン。
★マネーフォワード クラウド確定申告「パーソナルプラン / 11,760円 (年)税抜」
➡コスパが良く、各申告やサポートなど多機能。トータルバランスが最も良い会計ソフト・プラン
★やよいの青色申告オンライン「セルフプラン / 8,800円 (年)税抜」
➡サポートは付いていないが多機能。最安値だが満足できる会計ソフト・プラン
★freee会計「スタータープラン / 11,760円(年)税抜」
➡超初心者向け。インボイス制度に対応しないのであれば使いやすさが魅力の会計ソフト・プラン
正直言って個人事業主はこの3プランから選んでおけば間違いないでしょう。
この記事では、まず3つの会計ソフトを細かく比較していき、次になぜこのプランがオススメなのか解説していきます。
会計ソフトを選ぶときの参考になれば幸いです。
【厳選】個人事業主にオススメする3つのクラウド会計ソフト比較表
会計ソフト | 料金(税抜) | 無料お試し期間 | わからないときのサポート | 請求書・納品書・見積書作成 | 給与計算・勤怠管理 | スマホアプリ | 電子申請(e-Tax) | 詳細 |
マネーフォワード クラウド確定申告 | 9,600円 / 年 ≀ 35,760円 / 年 | 1ヵ月間 利用開始日~翌月同日 | メール チャット 電話(最上位プランのみ) | できる | できる | ある | できる | 詳細を見る |
freee会計 | 11,760円 / 年 ≀ 39,800円 / 年 | 30日間 | メール チャット 電話(最上位プランのみ) | できる | できない | ある | できる | 詳細を見る |
やよいの青色申告オンライン | 8,800円 / 年 ≀ 24,000円 / 年 | 1年間 | 電話 メール チャット ※最下位プランはサポートなし | できない ※請求書作成ソフト「misoca」と連携 | できない | ある | できる | 詳細を見る |
会計ソフト | 料金(税抜) | 無料お試し期間 | わからないときのサポート | 請求書・納品書・見積書作成 | 給与計算・勤怠管理 | スマホアプリ | 電子申請(e-Tax) | 詳細 |
まずはざっと目を通してもらって、「ふーん」と思っておけばOKです。
各項目を詳しく解説していきますね。
「マネーフォワード クラウド確定申告」「freee会計」「やよいの青色申告オンライン」徹底比較
ここからは1つずつ比較しながら解説していきます。比較するリストは以下のとおり。
※各項目をクリックするとジャンプします。項目の終わりにある「比較リストへ戻る」をクリックするとここに戻ってきます。
①料金 – プランによって使える機能が違う。インボイス制度に対応するなら「消費税申告」が必要
マネーフォワード クラウド確定申告 | freee会計 | やよいの青色申告オンライン | |
---|---|---|---|
料金プラン ※全て税抜き | パーソナルミニ 9,600円 / 年 980円 / 月 パーソナル 11,760円 / 年 1,280円 / 月 パーソナルプラス 35,760円 / 年 | スターター 11,760円 / 年 1,180円 / 月 スタンダード 23,760円 / 年 2,380円 / 月 プレミアム 39,800円 / 年 | セルフプラン 8,800円 / 年 ベーシックプラン 13,800円 / 年 トータルプラン 24,000円 / 年 |
サポート | 全てのプランに適用 (メール・チャット) ※パーソナルプラスは電話もOK | 全てのプランに適用 (メール・チャット) ※プレミアムは電話もOK | セルフプランはなし ベーシックプラン以上でメール・チャット・電話OK |
消費税申告 | パーソナル以上で作成できる | スタンダード以上で作成できる | 全てのプランで作成できる |
その他プランごとの詳細 | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
サポート無しの最安値は「やよいの青色申告オンライン – セルフプラン」
サポートはありませんが、8,800円(年間)はダントツの安さ。マニュアルを見ながら進めていける人にとってはめちゃくちゃコスパの良いプランです。
「やよいの青色申告オンライン」はサポート以外の機能は全て一緒というのがわかりやすくて良いですね。
インボイス制度に対応するには消費税申告できるプランにするべき
マネーフォワード クラウド確定申告 | freee会計 | やよいの青色申告オンライン | |
---|---|---|---|
消費税申告ができる最安プラン ※税抜き | パーソナル 11,760円 / 年 1,280円 / 月 | スタンダード 23,760円 / 年 2,380円 / 月 | セルフプラン 8,800円 / 年 |
2023年10月からスタートするインボイス制度に対応するためには確定申告とは別に消費税申告が必要になります。
ここでも最安値は「やよいの青色申告オンライン – セルフプラン」。
一般のお客さんを相手にしてる場合は必要ないかもね。インボイスはもうすぐだから自分が「消費税申告」が必要なのか把握しておこう。
②無料お試し期間
マネーフォワード クラウド確定申告 | freee会計 | やよいの青色申告オンライン | |
---|---|---|---|
無料お試し期間 | 1ヵ月間 利用開始日~翌月同日 パーソナルプランをお試し | 30日間 スタータープランをお試し ※サポートは使えない | 1年間 セルフプランが初年度無料 |
無料期間最長は「やよいの青色申告オンライン」
1年間無料です。他2社と比べてその長さには驚かされます。
セルフプランなのでサポートはありません。
③サポート
マネーフォワード クラウド確定申告 | freee会計 | やよいの青色申告オンライン | |
---|---|---|---|
サポート | メール チャット パーソナルプラスのみ電話OK | メール チャット プレミアムのみ電話OK | 電話 メール チャット セルフプランはサポートなし |
その他のサポート | なし | プレミアムのみ 税務調査サポート | トータルプランのみ 業務相談 |
電話サポート付き最安値は「やよいの青色申告オンライン – ベーシックプラン」
電話サポートがどうしてもほしい!という人にオススメです。
以下のとおりマネーフォワードとfreeeは最上位プランにしか電話サポートは装備されていません。
マネーフォワード クラウド確定申告 | freee会計 | やよいの青色申告オンライン | |
---|---|---|---|
電話サポート付き最安値プラン | パーソナルプラス 35,760円 / 年 | プレミアム 39,800円 / 年 | ベーシックプラン 13,800円 / 年 |
個人的にはメール・チャットで十分だと思っているけど、このあたりは好みになるね。
④請求書・見積書・納品書作成
マネーフォワード クラウド確定申告 | freee会計 | やよいの青色申告オンライン | |
---|---|---|---|
請求書・見積書・納品書作成 | 全てのプランに標準装備 | 全てのプランに標準装備 | なし ※請求書サービスMisoca(みそか) と連携できる(同時申込可能) |
「やよいの青色申告オンライン」は標準装備されていませんが請求書サービス「Misoca」との連携ができるため、「マネーフォワード クラウド確定申告」・「freee会計」との違いはほとんどありません。
請求書等サービスはめっちゃ便利。作成した内容は自動で会計ソフト(帳簿)に反映されるよ。
⑤給与計算・勤怠管理
マネーフォワード クラウド確定申告 | freee会計 | やよいの青色申告オンライン | |
---|---|---|---|
給与計算・勤怠管理 | あり | なし ※freee人事労務 と連携できる(別途契約が必要) | なし ※やよいの給与明細 オンライン と連携できる(別途契約が必要) |
従業員を雇う(またその予定がある)なら「マネーフォワード クラウド確定申告」
「freee」・「やよいの青色申告オンライン」も同会社内でのサービスがあるとはいえ、別途契約が必要→費用が発生します。
「マネーフォワード クラウド確定申告」ならプラン内に組み込まれていて標準で使えるのでお得です。
⑥スマホアプリ
マネーフォワード クラウド確定申告 | freee会計 | やよいの青色申告オンライン | |
---|---|---|---|
対応OS | iOS・Android | iOS・Android | iOS・Android |
料金 | アプリのインストールは無料 | アプリのインストールは無料 | アプリのインストールは無料 |
確定申告の作成 | できる | できる | できない |
電子申告 | できる | できる | できない |
手動仕訳 | できる | できる | できる |
自動仕訳 | できる | できる | できない |
実際の画面(ホーム画面)
※画像をクリックすると拡大します
選び方の基準は「使いやすさ」
使える機能も大切ですが、スマホアプリは画面が小さいため使いやすさが重要になります。
インストールは無料でできるので会計ソフトを購入する前に「使い勝手」は確認しておくと良いでしょう。
「マネーフォワード クラウド確定申告」と「freee会計」は自動仕訳から確定申告までできる
「使い勝手」が良ければ、「マネーフォワード クラウド確定申告」と「freee会計」は確定申告まで済ますことができるのでオススメです。
パソコンが苦手でスマホのみで行いたい人向きです。
個人的には基本はパソコンで行って、補助としてアプリを使うことをオススメするよ。お金の流れや帳簿は大きい画面の方が把握しやすい。
状況と求めるもので変わる!選び方がわからない人のためのオススメの会計ソフトプラン
3つの会計ソフト、それぞれに3つのプラン、計9つの選び方があります。
どういう状況・環境で開業するのか、また会計ソフトに何を求めるのか。これは人それぞれなので、状況別のオススメを用意しました。
これまでの内容と重複しますが、選ぶときの参考にしてください。
トータルバランスが良いのは「マネーフォワード クラウド確定申告 – パーソナルプラン」
- 料金が手ごろ(11,760円 / 年)
- サポート付き(メール・チャット)
- 消費税申告ができる(インボイス制度に対応)
- 給与計算ができる(従業員がいても使いやすい)
- スマホアプリも使いやすい
欠点といえば、使える機能が多いので少し小難しいところでしょうか。サポートあってこその会計ソフトですね。万人にオススメできる会計ソフト・プランです。
パーソナルプランを1ヵ月無料で試してみる
「サポート不要」でも良い人は「やよいの青色申告オンライン – セルフプラン」
- 最安値(8,800円 / 年)
- 消費税申告ができる(インボイス制度に対応)
サポートは付きませんが「やよいの青色申告オンライン」はどのプランでも使える機能は一緒。とにかく安いのが良い人にオススメ。
セルフプランを1年間無料で使ってみる
インボイス制度に対応しないのであれば初心者向けの「freee会計 – スタータープラン」もオススメ
- シンプルで使いやすい
- 確定申告が質問形式で作成できる
- 料金が手ごろ(11,760円 / 年)
- サポート付き(メール・チャット)
画面の見やすさ・使いやすさなど数字で表せない部分が素晴らしい会計ソフト。インボイス制度に対応して「消費税申告」をできるようにするとスタンダードプラン(\23,760 / 年)になるが、対応しなくても良い人にはオススメ。
スタータープランを30日間無料で試してみる
会計ソフトを使うメリット・デメリット
会計ソフトを使うメリット・デメリットを解説します。
ただ「会計ソフトを買わないと!」と思うのではなく、「会計ソフトはこういうものなのね」と知っておくだけでソフトを上手に活用できるでしょう。
わからないモノを持っていても宝の持ち腐れだよ
個人事業主が会計ソフトを使うメリット4選
会計ソフトを使うメリットは以下の4つ。
- ①簿記能力が要らない
- 日々の帳簿付けには帳簿の知敷が必要ですが、会計ソフトはこれらを自動作成できるので簿記能力が必要ありません。青色申告も簡単にできます。
- ②多くの金融機関と連携できる
- クレカや銀行口座などの金融機関と連携させることで、それらの入出金明細を会計ソフトの方に自動で取り込むことができます。帳簿付けを手動で入力する必要がありません。
- ③確定申告・決算書もラクラク
- 日々の帳簿付けさえ終わっていれば、あとは基本情報や控除を確認・入力するだけ。税務署に通う必要がありません。
- ④財務状況を把握できる
- 事業のお金の流れをグラフ化できるのですぐに状況を把握することができます。事業主として財務状況を知っておくことは必須です。
すべてひっくるめると「自動化」です。めちゃくちゃ便利ですね。
個人事業主が会計ソフトを使うデメリット2選
続いて会計ソフトを使うデメリットは以下の2つ
- ①最低限のパソコン操作が必要
- キーボードで文字が打てるなどの基本的な使い方ができないと難しいでしょう。
- ②お金がかかる
- とは言え、無料の表計算シートなどで帳簿付けができてしまう人に限りますが…。年間で1万円程度ですからね。
費用の面はさておき、パソコンがとてつもなく苦手という人は税理士に依頼することも考えた方が良いでしょう。
会計ソフトと税理士の両方を利用することもできるよ。お金はかかるけど効率を重視するならそれも良い選択だね。
クラウド型を選ぶメリット・デメリット
会計ソフトには2つのタイプがあります。「クラウド型」と「インストール型」です。
違いはこのとおり。
クラウド型 | インストール型 | |
---|---|---|
料金 | 月額/年額 継続してお金がかかる | 買い切り ※ただしバージョンアップするときにはお金がかかる |
法改正 | 自動で対応 | バージョンアップまたは新しいソフトの購入が必要 |
環境 | ネットに繋がっている必要がある | ネット環境不要 |
デバイス/台数 | PC・タブレット・スマホなどに対応 アカウントで管理されているので何台でも使用可能 | 基本PCのみ 基本1台のみ |
バックアップ | クラウド上 PCの容量を消費しない | PC内 PCの容量を消費する |
パッと見ただけでもインストール型より優れている部分は多いですね。
ここからはメリットとデメリットを見ていきましょう。
クラウド型の会計ソフトを使うメリット4選
この表からわかるクラウド型を使うメリットは以下の4つです。
- ①法改正に自動対応(バージョンアップが自動)
- インストール型は手動でのバージョンアップ、または新規購入が必要
- ②ネット環境があればどこでも作業ができる
- 出張先やカフェ、マンガ喫茶などネット環境が整っていればどこでも作業できます。デバイスを選ぶこともありません。
- ③複数人で利用できる
- ID・パスワードを知っていれば税理士や専従者も使用できます。
- ④バックアップがクラウド上
- パソコンが壊れたとしてもデータはインターネット上のサーバーに保存されているので安心です。
インターネット上ならではですね。今では写真やカレンダーなど様々なサービスがクラウド化してるので本当に便利ですよね。
クラウド型の会計ソフトを使うデメリット
デメリットはメリットと表裏一体。
これに尽きます。
- インターネットに依存する
ネットが繋がっていなければまったく使えません。
ネット回線の普及率は2020年で80%を超えていますが100ではないので、会計ソフトを使うのならネット回線を自宅(または事務所)に繋がなければいけません。
まとめ – 事業主として財務は把握しておくべき
この記事では、個人事業主にオススメのクラウド型会計ソフト3選を紹介しました。
それがこの3つ。
- マネーフォワード クラウド確定申告
- 機能が充実している。コスパも良くトータル的にバランスが良い
3プランあり、それぞれ料金・使える機能が違う - freee会計
- 質問形式で確定申告ができる。直感的に進めたい人、超初心者にオススメ
3プランあり、それぞれ料金・使える機能が違う - やよいの青色申告オンライン
- 電話サポートが欲しい人にオススメ。逆にサポートを外すと最安プランにもなる
3プランあり、それぞれ料金・使える機能が違う
いずれもコスパが良く、初心者向けの会計ソフトになります。
会計ソフトを使うことで「帳簿」「決算書」「確定申告」が自動で作成できるのは非常に大きなメリットですし、難しいと言われる青色申告ですらちょちょいのちょいなんですが、個人的には「事業のお金の流れを把握する」ことが大切だと考えています。
個人事業主は経営者ですからね。自分の事業を把握し、管理する「責任」があります。
そのためにも財務状況をグラフ化などレポートとしてまとめてくれる(しかも自動)会計ソフトは、個人事業主にとってなくてはならないアイテムです。
この記事で紹介した会計ソフトはレポート機能も充実しているので是非とも参考にしてみてください。
トータルバランスが良いのは「マネーフォワード クラウド確定申告 – パーソナルプラン」
「サポート不要」でも良い人は「やよいの青色申告オンライン – セルフプラン」
インボイス制度に対応しないのであれば初心者向けの「freee会計 – スタータープラン」もオススメ